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7月5日 金沢寺町動物霊苑にて祥月月忌法要が行われました

天候が悪い中、多くの方にご参列いただきました。
 
 
 
YouTubeにて祥月の様子を動画にて掲載しておりますのでご覧ください
 
 
⇓ こんな法話をいただきました ⇓

 
今年はコロナ禍の中でこれから暑い夏を迎えるわけでございます。
マスクが必須となっている中、どうか熱中症等々体調管理をしてお過ごし頂けたらと思います。
 
さて、7月に入って参りました。
皆さんご存知の通り金沢の中心街では「 新盆 」が始まり、
7月8月はお盆の時期に入ってくるわけでございます。
丁度先日、30代位の方からお盆での供養の事で
「 せがきってどのようなことですか? 」と尋ねられました。
お寺等々でお盆の時期になると、『 施餓鬼(せがき)・施食(せじき) 』と言いまして、
法要を営みますよ というご案内がくると思います。
今日はその辺りのお話をさせて頂きたいと思います。
 
お盆の時期になりますと、私は何度かお盆の由来というのをお話しさせて頂いたかと思います。
「 お盆 」とは簡単に言うと、「 Ullambana (ウランバナ) 」というサンスクリット語からきていて、
「 盂蘭盆会(うらぼんえ) 」と日本語になっております。
お釈迦様の弟子の一人、目連さんというお坊さんがおり、目連さんの母がお亡くなりになりまして、
非常に可愛がっていただいたので極楽浄土にいっているだろうと思っておりました。
目連さんは「 神通力 」という力を持っていたので、※六道の世界に探しに行きました。
まず極楽浄土の世界には母の姿がなく、一つ一つ探しに行くと、
餓鬼(がき)の世界へと堕ちており、逆さ吊りの刑になっておりました。
目連さんはショックを受けて、何とか食べ物を与えたり施してあげようとしましたが、
餓鬼の世界では燃えてしまい与える事が出来ず、お釈迦様に相談することにしました。
 
『 救うには、自分の仲間である沢山の僧侶に施しなさい。』
 
その教えのままにしたところ、その功徳によって母が極楽往生を遂げました。
では、なぜ母が餓鬼の世界に落ちてしまったのか。
実は、我が子だけ可愛がり、周りの他人を思いやることを全くしなかったのです。
以上が「 お盆 」の起源の話です。
 
※六道・・・仏教での6つの世界のこと。
「地獄(じごく)」「餓鬼(がき)」「畜生(ちくしょう)」
「修羅(しゅら)」「人間(にんげん)」「天上(てんじょう)」
 
もう一つ、『 施餓鬼 』についてです。
読んで字のごとく、餓鬼に施しましょう、ということです。
餓鬼の世界は食べ物が無く飢えてむさぼり、我先にと食べ物を取り合い、
口に入れようとすると燃えて灰になってしまう、欲望の世界でございます。
お釈迦様の弟子、阿難(あなん)さんがこの雨季の時期に瞑想していました。
そこに口から火を噴いた恐ろしい餓鬼が現れ、
「 あなたは3日後に死ぬ。私の様な餓鬼道に落ちていくだろう 」
と言い残して、去っていきました。
驚いた阿難さんは、お釈迦様に相談しました。
 
『 餓鬼の世界に施しなさい。一器の食物を供えて秘呪を唱えるとその食べ物は無量の食物となる。
  そして、全ての餓鬼を施しなさい 』
 
その教えをその通りに行ったところ、3日で亡くなる事もなく長生きすることができたのです。
以上が、『 施餓鬼 』の起源でございます。
 
お話しさせて頂いた2つの話には、共通点がございます。
 
・餓鬼の世界に係ってること
・身内に供養をしていないこと
 
この2つが大切なことです。
 
お盆になると、自分のご先祖様や亡くなったわんちゃん、猫ちゃん、小動物に供養したり、手を合わせますよね。
それは自分たちの身内を供養しているんですが、広くにわたって供養している とお釈迦さまはおっしゃりたかったのです。
ご先祖様を供養することで、他の亡くなった方や救われなかった方への供養にもなるよ、という事です。
 
動物霊苑にいる子達は、幸せ者です。
中には、ここまでたどり着けなかった子達もたくさんおります。
皆さま方の亡くなったわんちゃん、猫ちゃん、小動物に皆さま方が手を合わせ供養することで、
他に救われなかったわんちゃん、猫ちゃん、小動物も一緒に連れて極楽に進んでいただけるという事なんです。
 
また、供養は他人にするということでなく、自分たちのためにもあるということです。
『 自分たちの心の中には餓鬼のような心がある。
貪ったり、欲望に塗れた心に目を向けてその気持ちを静める為に手を合わせることによって、
ゆくゆくは自分たちの身の回りを救うことが出来る 』
お釈迦様が「お盆」や『施餓鬼』といった手法に則って教えてくださったことでございます。
  
来週からはお盆に入ってきます。
たくさんの方が手を合わせて下さることを願っております。
 
 
《次回の法要の日程をお確かめください》
 
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