インフォメーション

12月5日 金沢寺町動物霊苑にて祥月月忌法要が行われました

祥月月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、
 
・納骨堂内の出入り口の常時開放
・消毒液自動噴射器設置
・受付時に非接触検温
 

 
上記の対策を行い、またスタッフのフェイスシールド装着を徹底することにより、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
 
 
 
 

 
YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
 

 
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
 
ようお参り下さいました。
 
今日、今、青空がでてきてますね。
12月に入りまして、各地で色々冬ごもりの
準備があろうかと思います。
雪囲いをしてみたり…
雪のこも掛けをしてみたり…と
12月に入りますと、この様に色々と忙しくなってくるかと思います。
 
また、12月にはイベントと言いましょうか、
子供たち中心の、若い方中心の
『クリスマス』と云うのがあろうかと思います。
 
まだ一つ大事な事が実はございまして…
ご存知ですよね?クリスマスと云うのは実は…
今、今っていう訳じゃないんですけど…あれは
キリスト教徒の宗教行事でございまして、
今、日本では何か、若者中心のイベントになって
おりますけども、実はもう一つ12月には大切な
我々仏教徒にとって、大切な日がございます。
それはですね、12月8日ですね。
 
この日は『成道会』という風な日でありまして、
仏教人では『成道会』を報恩感謝みたいに
祝ったりする仏教宗もありますが、
この日は「お釈迦様の悟りを開いた日」
という風に云われておりまして、
お寺を中心として色々なお釈迦様に対しての
徳を感謝する行事でございます。
 
『成道会』聞いた事ありますかね?
あまりね。12月と言えば、
もう『クリスマス』なんでね。
 
私の小さい子供時代も確かにケーキ食べて、
ろうそく灯した覚えありますけども、
あんまり成道会、成道会ってね。
まあ成道会だから、じゃあ、ケーキ食べるなって
言ったら、食べない訳でございますが…
 
まあ、でもこれは私たちにとっては
大切な行事のひとつ、成道会。
ちょっとこの辺のお話を今日はしていきたいと思いますが…
 
お釈迦様です。
もともとお釈迦様って何者だったかって
聞いた事あります?
「お釈迦様ってお釈迦様じゃないか」って言う人
結構いるんですが、お釈迦様って生まれた時から
お釈迦様で「お釈迦様以外何者でもない」って
言われる事もあったりして…
「お釈迦様はお釈迦様で、何者もない」って言うんですけど。
 
実はお釈迦様はですね、
王様の子供だったんですよ。
我々一般人とはちょっと違いますけども、
王様の子供でございました。
王子様だったんですよ。
いきなり「お釈迦様」って言われて崇められた訳
じゃなくて、王子様だったんですね。
 
王子様の時代に色々な、生きている自分に対して
色々な悩みとか、色々な苦しみが出てきた
もんだから、「この苦しみとか、悩みとか
救われる手は無いのか?」という事でですね、
王子の頃に悩み嘆いて、王子の座を捨ててですね
出家なさって修行された訳でございます。
 
その時はお釈迦様は、まあ王子様なんですが…
その時はお釈迦様と言われないで、
「シッダールタ」「シッダールタ王子」と
言われていました。
 
その時は29歳です。
もう結婚もして子供も居りました。
そのシッダールタ王子が悩むんです。
「悩みから救われる道はないのか?」という事で
出家と言いまして、全ての物をそこへ置いて
苦行の旅を、修行をする訳です。
 
29歳の時にお城を出て
「何か救われる道は無いのか?」と、
その当時は仏教としてありませんでしたから。
あったのは仏教の前進のバラモン教という宗教が
あったらしいですが。
仏教は無いですから、その時は。
お釈迦様が仏教を作った訳なんで。
 
色々な僧侶達の助言を受けながら修行する訳です。
厳しい苦しい修行を、苦行林という所まで行って
やるんです。6年間したそうです。6年間。
ただ、6年間やっても全く解決しないんです。
ただ自分が苦しいだけで、辛いだけで。
 
そこでシッダールタ王子は耐えられなくなって
「6年間やって、全く結果が出ないじゃないか」
と。ただ苦しくて、自分の身体痛めつけるだけで
全くダメだと、修行。
「やめた、修行はやめた」となる訳なんですね。
  
やめて川のほとりへ行って、自分の身体の
6年間の垢を洗い落とすんです。
身体を洗ってた。
身体を洗ってヘトヘトになっている所へ
近くにいた村の少女、スジャータという少女が
シッダールタ王子に牛乳で作った乳粥を
差し伸べたんです。死にそうになっていたから。
疲れ果てて。
 
それでシッダールタ王子はその乳粥をありがたく
頂いて、元気を取り戻して、そこで今度は菩提樹
という木の下の所で瞑想に入るわけです。
瞑想に入る時にシッダールタ王子は
決心したそうです「このまま私は死んでもいい」
と思いながら瞑想に入るんです。
 
木の所で8日間瞑想して、
8日目の朝に悟りを開いて目を醒まし、
お釈迦様として誕生し、今私たちが知っている
仏教の教えを広めた訳です。
その日がちょうど今月、12月8日。
お釈迦様が悟りを開いた日と言われております。
 
悟りを得てシッダールタ王子からお釈迦様と
言われるようになった年齢が35歳になります。
35歳の時にお釈迦様になって、自分が悟った
事を色々な方に教えを広める為に旅を続ける。
80歳まで教えを広める旅を続けるんです。
悟ってから一番初めに5人の弟子に教えたそうです。
そこからどんどん広まっていく訳でございます。
 
そして沢山の時代を経て今年でもう2600余年。
それまでの間、沢山の方に教えを
どんどん伝えていった訳です。
悟った事も凄いと思うんですけど…
私も長い間比叡山で修行してきましたけれども、
お釈迦様みたいに悟ったというわけには
いかなかったんですけれども…
悟った事も凄いんですが
「2600年以上もお釈迦様が言った教えを
ずっと繋げてゆく」っていう、
コレも凄いなって思うんです。
 
初めは5人だったんです。
まだ文字も無い時代で、口伝で
「お釈迦様の教えは素晴らしい。
こうだ…こうだ…」と伝える。
 
文字がやっと生まれた頃には
「こんな教えは残そう。何とか残そうじゃないか」
と、当時のお坊様が宗教会議の様なものを開いて
「お釈迦様が言った事は間違いなく後世に残そう」
と、文字に残して…文字に残して…
 
どんどん、どんどんそれが翻訳されて、
色々な形になって、
現代も私がこうして話している「お釈迦様は
こう言ったんですよ」と話しているのが
その教えです。
 
2600年も続いているんですね。
その「続く」というのも凄いなと思って。
この時期、成道会迎える度に思います。
悟って教えを広める事も凄いんですが、
2600年間も伝え続けたという事も凄いなと改めて思う訳です。
 
例えば皆さん方が3年前「私、こう言ったぞ」
という事を、じゃあ今出来るか?と。
出来ないですよね。それと一緒です。
2600年も前の話を今こうして実践出来る
という素晴らしい教えの中で
「私たちはこうして生かされているんだな」
という事を改めて12月8日の成道会の時に心の中で思っていただけたらな。
 
色々形を変えているんですね。
お釈迦様は「供養しなさい」と言っていません。
お釈迦様は「お葬式しなさい」も言っていません。
では何故お葬式をしたり、供養したりっていう事
になっていったのか?
というのも、お釈迦様の教えの中で出来てきた
作法なんですね。
『実践の仏教』
 
こうして動物たちに手を合わせる事によって
皆さま方が苦しんでいたり、嫌だなと思っている
事がスッと無くなってゆくという事がお釈迦様の教えで出来た事でございます。
 
さて、今日は12月の最後の納めの供養という
事で皆さまと供養してきました。
一年間通して皆さま方と手を合わせる事、本当に
よかったなと思っております。
 
コロナ禍でございます。
2年前には私が一人で、参拝者無参拝でやった
時期もありましたが、今年は1月からこの12月
まで皆さまと共にこうして供養が出来た事、
本当にありがたく思っております。
皆さま方の供養のお陰でございます。
 
そしてこの皆さま方の「供養したい」
という気持ちは、亡き動物たちにも必ずや
伝わっているかと思いますので、どうかその辺はご安心なさって下さい。
 
また来年は1月2日と聞いております。
また来月、来年、初供養という形で供養を
皆さまと共にしていきたいと思っております。
どうかお風邪など引かれないよう、年末年始を
お迎えなさって、また新たな年をお迎えなさっていただいたらと思っております。
 
どうかお元気で。
また来年もお待ちしております。
 
では、今日は、ようお参り下さいました。
どうぞお気を付けてお帰り下さい。
ありがとうございました。
 
 
《次回の法要の日程をお確かめください》
 
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